子供 成長期 ダイエット 危険性

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成長期のダイエットの危険性

子供たちの痩せ願望が問題とされる理由には、成長期のダイエットの危険性が指摘されています。

成長期には、体を大きくするために、骨が太く長くなり、筋肉量も増えます。 臓器も、体の成長に合わせて大きくなります。

一般的に、肝臓や腎臓などの内臓は、生まれてから成人するまで、一定の割合で成長しますが、 神経系統は4〜5歳までに80%程度の成長が見られ、生殖器系統は思春期に急激に成長します。

子供が、成長期に摂取カロリーを減らすなどの過激なダイエットを行うと、 発達に必要な栄養が足りなくなってしまいます。

骨は成長期が最大骨密度を獲得する時期ですから、カルシウムやビタミンDが不足すると、 骨密度が低くなってしまいます。

成長期のダイエットは特に女子に悪影響を及ぼす

体重が回復しても、骨密度の回復は悪く、将来骨粗しょう症になりやすくなる危険があります。

また、骨の成長が鈍るため、思春期以前に拒食症を発症するほどのダイエットを行うと、 身長の伸びが停止してしまうこともあります。

子供のダイエットが引き起こす栄養不足の大きな問題は、特に女の子に見られます。

生殖器系統が発達する以前〜発達する時期に、栄養不足に陥ると、 ホルモンの成長も妨げられるため、無月経や不妊の原因になるだけでなく、 更年期が早く訪れてしまったり、生理不順になってしまったりすることがあります。

男の子の場合はダイエットが引き起こす生殖器系統への影響は、はっきりわかっていないようです。

成長期のダイエットは勉強や交友関係にも影響が

精神的な影響も、見逃せません。

大人でもダイエットを行い、栄養が不足している状態では、 疲れやすくなったり、イライラするなど情緒不安定になったりします。

子供の場合でも、同じようなことが起こり、集中力が続かず、勉強がわからなくなってしまったり、 イライラなどの情緒不安定から、友達との関係が悪くなってしまったりすることもあります。

また、『痩せたい』が『痩せなくてはならない』と言った強迫観念に変わりやすいのも、 精神的に未発達な子供では、多く見られるようです。

子供の過激なダイエットは、身体的にも、精神的にも大きな影響を与え、 将来、取り返すことができない問題を残してしまう危険性を持っているのです。

成長に必要な栄養やカロリーは減らすことなく、運動や生活習慣を改善し、 成長に沿った体重を維持していくことが、子供にとって、最適なダイエットなのでしょう。